• 1.臨床工学技士とは?

    ①臨床工学技士とは、人工呼吸器や人工透析装置、心臓の手術の時に使う人工心肺装置、ペースメーカ、除細動器など人の循環・呼吸・代謝といった重要な機能を補助代行する装置の操作や保守点検を行います。
      ②チーム医療としての職種と言ってもいいですね。チーム医療を行う上で、医師や看護師は、どうしても患者さまの方に目が向いています。その患者さまに高度医療をするための生命維持管理装置のような器械回りのことまでは、なかなか手が回らないのが現状です。そこに臨床工学技士が入ることで、その器械の部分の専門家としてチーム医療を支えるということになります。これにより、チーム医療の安全性を高めることができます。

  • 2.どうして日本大学工学部で資格が取れるようになったのか?

    今年から、「臨床工学技士課程」が始まったからなのです。工学部の機械工学科と電気電子工学科の学生は、この過程を選択することにより、臨床工学技士になるための講義や実習を受講できるようになり、国家試験が受けられるようになったのです。

  • 3.どのような教育を考えているか?

    大きく分けて、医療工学的な講義と医学的な講義に分けられます。医療工学的な講義は、臨床工学技士が扱う様々な医療機器の構造や操作方法、修理に関する技術などを学びます。医学的な講義では、日本大学医学部と連携して、基礎医学から臨床医学まだ幅広く学んで頂きます。さらに日本大学医学部付属病院や福島県内の病院で臨床実習を行う予定です。 ですから、課程修了後には工学と医療の両方の先端的な知識、技術を身につけることができるわけです。

  • 4.日本大学工学部はどう変わりますか?

    日本大学工学部は、従来も医療工学に力を入れてきましたが、これからは、日本大学医が部と連携しながら、さらに医学、医療に関連する研究開発が発展するようになります。福島県は医療機器のメーカがたくさんありますが、そのような企業とも産学連携体制のもとさまざまな医療機器が開発できるようになっています(産学連携研究室を参照)。